今回は農文協の 「石窯のつくり方 楽しみ方」 を
ご紹介します。
ページ数：158p
寸法：20.8 x 14.8 x 1.4 cm
出版社：農山漁村文化協会
刊行日：2001-02
こちらの本は、石窯を作って、料理を作って、
おいしく楽しむ方法を紹介しています。
全4章編成で、
1章は、著者の石窯に対する思いや
考え方が書いてあります。
2章は、
石窯を使用するときに使う道具や
キャンプで比較的簡単に作れる石窯のつくり方が
絵入りで説明してあります。
そのほかにも、アースオーブン、庭で作れる簡単な構造の石窯の
つくり方・説明もあります。
3章は、
2章で紹介したものよりもより本格的な石窯のつくり方を
絵入りで紹介しています。
これができればおうちで本格的なピザが作れるでしょう。
ただ、作る工程は絵でわかるのですが寸法や構造、必要な材料の量が、
絵に記載があったり、文中に記載があったりします。
また、サイズや分量が、きっちりこのサイズとこの量といった
書き方ではないため、慣れるまでは試行錯誤しながらに
なるかと思います。
逆にそこが面白いのかもしれませんが。
4章は、
石窯で作る料理ののレシピが30品分紹介されています。
パンやピザといったものから、
カツオのなまり節やモンゴル風蒸し餃子といった
目新しい料理も紹介されています。
全体を通して、著者の石窯愛にあふれています。
ただ、これ一冊だけで本格的な石窯を作ろうと思うと、
なかなか難しいかとは思いますが、
石窯に興味のあるかたや、作ろうか迷っている方は、
読んでみると、著者の熱気が伝わってきて
ワクワクしてくるかと思います。
