今回は文化出版局の「野の花を活ける茶花十二か月」を
ご紹介します。
ページ数:209p
寸法:21.6 x 15.8 x 1.8 cm
出版社:文化出版局
刊行日:1984-10
概要
こちらの本は、その四季折々の野の花を、
趣のある花器に活けた茶花を紹介しています。
また、野の花の名前と、活けてある器の名前も
併記してあります。
内容紹介
タイトルにある通り、
10月から一年巡って9月まで、
1月につき約20作品ほど載っております。
花や実、草木を使い、
実に季節感あふれる作品が並んでおります。
また、花器も様々なものが使われており、
瓢掛け花入れから始まり、
種壺、首長壺、破れ壺、水瓶、花瓶、蛇鞘籠、虫籠、
土器、船形水盤、角盥、手桶、古銅閼伽桶、徳利、
火器、薬研、一重切、二重切、水注などなど
多岐にわたっております。
全くの素人でもある私などは、
須恵器の革袋や(はぞう)などは存在自体を初めて知り、
世にはこういったものがあるのだなあと驚きました。
なお、それぞれの月の終わりには、
その季節の茶菓子が紹介されています。
茶会の際は、こちらの本を参考にすると、
お客様もより一層季節を感じて
お茶を楽しめるかもしれませんね。
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