今回は、山形大学出版会の「おしゃべりな畑-どこかの畑の片すみでPartⅡ」をご紹介します。
ページ数:167p
寸法:21 x 15.2 x 1.8 cm
出版社:山形大学出版会
刊行日:2010-03
概要
こちらの本は、以前紹介した「どこかの畑の片すみで」の続編で
関連記事:どこかの畑の片すみで
新たに46種類の在来作物の紹介と、在来品種にかかわる3つの現地取材記事がメインとなります。
在来種紹介では、独特な名前の由来や用法・食べ方・味の解説、生産者のお話などが載っています。
現地取材記事では、在来作物の現状と昔からの人とのかかわり、在来作物を残すための人々の努力などが語られています。
現在、変わった野菜に興味のある方や、同じように在来作物の保護に動かれている方にお勧めの一冊です。
また、山形県にゆかりのある方は読んでみると、かつて食べたことがある食べ物に出会えるかもしれませんね。
ちなみに管理人は、本書で紹介されている「月山のコクワ」という果樹が食べてみたくなりました。
キウイフルーツと梨を足して2で割ったような、ちょっと小ぶりできれいな実が鈴なりになっており、とてもおいしそう。
山形に行くことがあればぜひ食べてみたいです。
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目次
在来作物についてのお話
畑の中の座談会
「やまがたの在来作物のこれから」
やまがた在来作物辞典
春
- せつだ梅とおばこ梅
- ハマダイコンとピリカリ大根
- ウコギ
- 鶴岡の在来アズキ
- 真室川の雪割菜
- オカヒジキ
- 細野のウメ
- 鈴のカラ竹
- 黄金のミョウガ
夏
- ニンニク「最上赤」
- シナノキとしな織
- 白山ホオズキ
- エダマメ「神代豆」
- トビシマカンゾウ
- ミチノクヒメユリ
- 酒田キュウリ
- 勘次郎胡瓜
- メロン「ライフ」
- 萬吉ナス
- ベニバナ
- 最上の地ニラ
- カラシ
秋
- 来迎寺在来
- 悪戸イモ
- 月山のコクワ
- モチイネ(上)
- モチイネ(下)
- 石名坂カブ
- 最上カブ
- 子姫芋
- 平田赤ねぎ
- 甚五右エ門芋
- 庄内柿
- タイサン柿
冬
- 蔵王カボチャ
- 肘折大根
- 大滝ニンジン
- 遠山カブ
- 長尾カブ
- 堀込せり
- 次年子カブ
- 花作大根
- 小真木ダイコン
- 金谷ゴボウ
- 角川カブ
- 豊里の紫折菜
- ホウキモロコシ
番外編
- 古いけど新しい、食の扉開こう
- 豊かな食用野生植物味わう
- ダダチャ豆のルーツはタタガ豆か
- 焼き畑ロードの春
- 畑ルポ1 よみがえる在来作物
- 畑ルポ2 新・在来作物事情
- 畑ルポ3 最上カブ紀行
- やまがた旬のお話① アサツキ
- やまがた旬のお話② 枝豆
- やまがた旬のお話③ サトイモ
- やまがた旬のお話④ 山形赤根ホウレンソウ
山形県内の在来作物の種類と分布
- 村山地域
- 最上地域
- 置賜地域
- 庄内地域
山形県内の在来作物全157品目
山形在来作物研究会の活動
在来作物名索引
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