今回は学研の 「バラ(色分け花図鑑)」 を
ご紹介します。
ページ数:208p
寸法:21 x 15 x 1.2 cm
出版社:学習研究社
刊行日:2008-04
概要
こちらの本は、A5サイズでありながら、
550種ものバラを掲載しております。
とにかく圧巻の情報量。
内容紹介
現代バラの品種は、ピンク系や赤色系、オレンジ系のように
色分けで載っています。
また、現代バラ以外の、
ミニチュア系、イングリッシュローズ、
オールドローズ、野生種は、
別の章に分けて載っています。
掲載されている全部のバラに写真がついており、
かつ、それら全部に
花形、花径、花期、作出者(社)、香りが
載っております。
※作出者(社)は、その品種を作り出した者(会社)の
ことです。
さらに、記述の量は少なめですが、
下記のコメントも併記してあります。
- 開花に伴う色の変化
- 株の性質
- 耐病性
- 耐病性
- 名前の由来
- 栽培上の留意点
※花によってどれかが書いてあったり
なかったりがございます。
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その他にも、初心者向けに、バラの栽培についての
説明もついています。
- 植え付け前の土づくり
- 植え付け(大苗、ロングポット苗、新苗、輸入苗など)
- 剪定(夏剪定、冬剪定、ベーサル・シュートの処理、選定のポイント)
- つるバラの誘引く
- 肥料
- 水やり
- 挿し木、接ぎ木
- 病害虫対策(ハダニ、薬剤の作り方、まき方)
- 実生・新花づくり
などのことが、全部写真付きで説明してあります。
著者が京成バラ園芸の社員ということもあり、
実作業が、作業途中の工程も含め、
写真付きで説明してあります。
巻頭のほうに載っている、
ルドゥテ「バラ図譜」から引用しているバラの植物画や、
さまざまなバラの新芽、実の写真と、
とにかく目を楽しませてくれます。
巻末の品種名からの索引も便利です。
少し難点としましては、製本が甘いのか、
しばらく使ってると落丁してしまいました。
どこかの本の感想欄にも同じようなことが書かれていたので、
もし購入された方は少し注意されたほうが良いかも。
以上、大変おすすめな本なのですが、
悲しいことに絶版になっているようで、
中古品か、本屋さんの在庫でしかないかもしれません。
もし、寄られた本屋さんで見かけたら、
手に取ってみてはいかがでしょうか。
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