物語と伝説の植物 - 四〇種の栽培ガイド

物語と伝説の植物

 

今回は、新紀元社の「物語と伝説の植物 - 四〇種の栽培ガイド」を

ご紹介します。

 

ページ数:196 p

寸法:20.8 x 14.8 x 1.6 cm

 

 

概要

 

こちらの本は、世界の童話や物語、映画や偉人にまつわる植物を紹介・解説し、

その入手方法や育て方について説明してあります。

 

植物にまつわる逸話について、著者の様々な角度からの解説・考察が面白く、

へぇー、なるほどなぁと思っているうちに、あっという間に読み終えてしまいます。

 

 

目次

 

本書は、4章で構成でされており、目次は下記のとおりです。

  1. 妖精の宿る植物たち
  2. 物語に登場する植物たち
  3. 偉人にまつわる植物たち
  4. 人と生きる植物たち

 

それぞれの植物の紹介・解説については、

まずは、3ページを使って特徴のよくわかる写真とともに、

その植物にまつわる童話や物語などの紹介・解説があります。

 

続いて、植物の栽培方法について下記の情報の説明と、栽培カレンダーを1ページに載せています。

  • 種類と入手方法:複数の種類があるのでその説明と、入手しやすい種類、入手方法についての説明。

    また、受粉のための株についてのアドバイスも載っています。

  • 置き場所:日照、鉢植えか庭植えかについての説明。
  • 水やり:水やりの頻度や量についての説明。
  • 剪定:必要性の有無や時期、コツなどの説明。
  • 植え付け・植え替え:時期や使用する用土、コツなどの説明。
  • 肥料:化成肥、固形油粕、液肥などの施肥の時期やタイミングの説明。
  • 病害虫:注意する病害虫の説明。
  • 増やし方:種まき、接ぎ木、球根分けなど増やし方の説明。

 

栽培方法については、要所は抑えてあると思うのですが、

そこまで詳しくは書いてありません。

巻頭には、用土・施肥・植え方など一般的なガーデニングの知識も載っていますが、

初心者の方が載っている情報のみで栽培することは難しいかと思います。

ある程度ガーデニングの経験があるという方でない場合は、

別途その植物もしくは似た植物の栽培方法を調べて、補足する必要があるかと思います。

 

 

内容紹介

 

第1章 妖精の宿る植物たち

世界の童話や伝承、言伝えなどで妖精と関わりの深い植物を

紹介しています。

 

載っている植物は、下記です。

  • イングリッシュブルーベル
  • ガジュマル
  • コケ
  • ヨーロッパハンノキ
  • ラズベリー

 

第2章 物語に登場する植物たち

この章では、映画や童話、伝承などの物語にでてくる植物を

紹介・解説しています。

物語の象徴となったり、暗示的に読者の思考を誘導する、

その植物の力におもわず感嘆の声が漏れます。

 

載っている植物は、下記です。

  • アグラオネマ
  • アボカド
  • オヘビイチゴ
  • コルチカム
  • シロツメクサ
  • スノードロップ
  • セイヨウヤドリギ/ヤドリギ
  • ノヂシャ
  • バンドウ
  • ベンガルボダイジュ
  • マンドラゴラ
  • モスローズ
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第3章 偉人にまつわる植物たち

さまざま歴史的な偉人と関わりのある植物を紹介しています。

 

載っている植物は、下記です。

  • アオキ
  • アカンサス
  • インドボダイジュ
  • クルミ
  • クロユリ
  • クワズイモ
  • セイロンベンケイ
  • ツバキ’正義’
  • バオバブ

 

 

第4章 人と生きる植物たち

人類の歴史と密接に関係のある植物を紹介し、

そのかかわり方を解説しています。

 

載っている植物は、下記です。

  • イギリスナラ
  • イチョウ
  • イナゴマメ
  • セイヨウイチイ
  • セイヨウノコギリソウ
  • ツタンカーメンのエンドウ
  • ツユクサ
  • テマリカタヒバ
  • トウアズキ/ナンバンアカアズキ
  • ナツメヤシ
  • ニガヨモギ
  • ヒガンバナ
  • ホウセンカ
  • ワビスケ

 

 

最後に

 

この本を手に取ったとき、まず目を引かれたのは冒頭のあいさつに書いてあった、

『マンドラゴラ』の名前でした。

小説や映画では見聞きはするのに、実物を見たことがないその植物。

そういった、知っているけど見たことがない植物がこの本にはたくさん並んでおり、

著者の多面的な考察も面白いので、スルスルと読んでしまう本でした。

 

また、映画や小説などを読み解くうえで、

そのバックボーンとなる言語や宗教、その国特有の文化などの知識がないと、

その演出の意味が分からない、演出自体に気づかないといったことがたまにあります。

言語化されずに、周囲の描写などでさらっと表現されているときは特に。

 

その国の人が普段目にし、生活に密着している植物もそういったものの一つのように思います。

他国の童話や伝承に出てくる植物について知ることで、

さらに映画や小説を楽しめるというのも、この本の醍醐味だと思います。

 

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